ハキリバチ

巣作りと育房

  • 巣材:ほとんどのハキリバチは植物の葉を円形に切り取り、それを巣の材料に使います。オオハキリバチのように、松脂を巣材として使う種類もいます。
  • 営巣場所:既存の筒状の隙間や穴に巣を作ります。例えば、竹筒、ススキの管、枯れ木や板壁の隙間、ホースの中などに営巣します。
  • 育房:巣の内部に植物の葉や樹脂で仕切られた育房(幼虫の部屋)を作ります。

食性

  • 餌:花粉と蜜を収集し、幼虫の餌とします。
  • 花粉の運搬:花粉を腹部の下面にある特別な毛(スコパ)に集めて運ぶのが特徴です。

生態と行動

  • 単独性:アシナガバチやスズメバチなどの社会性ハチとは異なり、単独で行動します。
  • 温厚な性格:巣を刺激したり、不用意に捕まえたりしない限り、人間を襲うことはほとんどなく、温厚な性格です。

益虫・害虫としての側面

  • 益虫:受粉を助けるため、園芸や農業においては益虫とされます。
  • 害虫:ホースの中に巣を作られるとホースが使えなくなるなど、生活に支障が出ると害虫とされることもあります。