【札幌市西区 蜂の巣駆除】換気口に出来たスズメバチの巣を駆除したケース

お客様より頂いた依頼内容(札幌市西区 蜂の巣駆除)

札幌市西区より蜂の巣駆除のご依頼を頂いた時の事例です。
お客様の話によると、「居間の換気口から、ブンブン音がして、外から換気口を見ると、激しく蜂が出入りしていました。何とかしてほしい。」とのことでした。

現地調査(スズメバチ)

到着後、まずお客様に外側の換気口に案内して頂きました。
時間帯が夜だったので、遠目からは、ハチの出入りは見られませんでした。換気口を一瞬ライトで照らすと、スズメバチが確認できました。ぱっと見にチャイロスズメバチのようでした。
8月だったので、時期的に「換気口の中の巣が、パンパンになっているかもしれない。」と思いました。

チャイロスズメバチの生態

チャイロスズメバチは、他のスズメバチの巣を襲って乗っ取る「社会寄生性」というきわめて特殊な生態を持ったスズメバチです。一般的なハチのように自分で一から巣を作ることはせず、他のハチが作った家と働きバチを奪って自分の家族を増やします。

その風変わりで恐ろしい生態や特徴について、詳しく解説します。

1. 最大の特徴「巣の乗っ取り(社会寄生)」

チャイロスズメバチの女王バチは、春から初夏にかけて活動を開始します。これは他のスズメバチよりも少し遅いスタートです。

  • ターゲットの巣へ侵入:すでに働きバチが生まれて軌道に乗っているキイロスズメバチやモンスズメバチの巣を狙って単身で侵入します。
  • 女王バチとの死闘:もともとの巣の女王バチと激しい戦いを繰り広げ、相手の女王バチを噛み殺して巣を奪います。
  • 働きバチの洗脳:残された宿主の働きバチたちに自分の卵(チャイロスズメバチの幼虫)を育てさせます。
  • 乗っ取りの完了:やがて元の働きバチは寿命で死に絶え、秋が近づく頃には巣の中がすべてチャイロスズメバチへと入れ替わります。

2. 見た目と身体の特徴

一般的な「黄色と黒のシマ模様」ではなく、頭と胸が赤褐色(茶色)で、お腹が黒い独特のツートンカラーをしています。

  • 頑丈な鎧(よろい):他のスズメバチの巣に乗り込んで戦うため、皮膚(外皮)が非常に硬く、大顎もガッシリと発達しています。他のハチの針が通りにくい強固な体を持っています。
  • サイズ:女王バチは約30mm、働きバチは20mm前後と、スズメバチの中では中型の部類に入ります。

3. 性格と危険性

スズメバチの中でもトップクラスに凶暴で攻撃性が高いハチです。

  • 集団での猛攻撃:巣に近づくと、非常に激しく興奮し、集団でまとわりつくように襲いかかってきます。
  • 強力な毒:毒針で刺すだけでなく、空中に毒液を噴射する攻撃も仕掛けてきます。
  • しつこさ:一度標的にされると、長い距離をどこまでもしつこく追いかけてくる傾向があります。

いよいよ蜂の巣駆除を開始

さて、いよいよハチの巣を駆除します。
防護服を装着し、脚立を立てて、外側から殺虫剤を注入します。あらかじめ長いノズルを付けて置き、換気口にノズルを入れると、思った通り巣に刺さった感触があり、一気に噴射しました。換気口の入り口付近にもたっぷり噴射しておきました。
さて、次にお部屋の中から巣を取り除きます。お客様には部屋の外に避難して頂き、ゆっくり換気口のカバーを外すと上の画像に見られるように、大きな巣がみられました。この時、念のために殺虫剤を注入しました。
巣をきれいに取り除き、換気口のカバーを元通り取り付けました。
最後に外の換気口側に【戻りバチ対策】を施し、作業完了です。
巣を壊してみると、キイロスズメバチが混ざっていました。
もともとはキイロスズメバチの巣だったようです。

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