
お客様より頂いた依頼内容(札幌市 蜂の巣駆除)
札幌市内のお客様より、蜂の巣駆除のご依頼を頂きました。
お客様の話によると、「マンションのベランダに、蜂の巣らしきものが出来ている。すぐに駆除してほしい。」とのお話しでした。
現地調査(スズメバチ)
到着後、お客様宅にお邪魔してベランダを覗くと、窓枠のところにコガタスズメバチの巣が出来ていました。
トックリ型だったので、一目見てコガタスズメバチの割と初期の巣だとわかりました。
時期的におそらく女王バチ1匹だけの巣だと思われました。
コガタスズメバチの生態
天気に左右されず、人間のすぐ身近で暮らすコガタスズメバチは、日本で最も遭遇しやすいスズメバチの仲間です。 名前は「小型」ですが、見た目は危険なオオスズメバチにそっくりで、働きバチでも2センチ以上の大きさがあります。
1. 巣づくりの場所と「とっくり型」の秘密
コガタスズメバチは、風雨をしのげる開放的な空間を好みます。
- 主な場所: 庭木の中(ツバキやキンモクセイなど)、住宅の軒下、生け垣、車庫の屋根の下。
- とっくり型の初期巣: 5月〜6月頃、冬眠から目覚めた女王バチが1匹で巣を作ります。この時期の巣は、「ひっくり返したトックリ」や「一輪挿しの花瓶」のような独特の形をしています。細い筒状の出入り口は、風の侵入を防いで中を温めたり、天敵から身を守ったりする役割があります。
- ボール型へ変化: 6月下旬に働きバチが羽化し始めると、トックリの首の部分をかじり落として壊し、徐々に丸いバレーボールのような形(最大30センチほど)に作り変えていきます。
2. 1年間のライフサイクル
コガタスズメバチの巣は1年限りで、毎年新しく作られます。
- 春(5月〜6月): 女王バチが単独で巣作りと子育てを開始。
- 夏(6月〜8月): 働きバチが誕生して、巣が急速に巨大化。
- 秋(9月〜11月): 新しい女王バチとオスバチが誕生。この時期がハチの数が最も多く、ピリピリして攻撃性が高まる危険な時期です。
- 冬(12月〜): 新女王バチだけが朽ち木の中で冬眠し、働きバチやオスバチ、古い女王バチはすべて死に絶えます。もぬけの殻になった巣が再利用されることはありません。
3. 食性と攻撃性
エサ: 主にハエ、アブ、ハチなどの成虫や、ガの幼虫(アオムシ)などを狩り、噛み砕いて肉団子にして巣の幼虫に与えます。オオスズメバチのように集団でミツバチの巣を全滅させるようなことはしません。
おとなしい性格: 他のスズメバチ(オオスズメバチやキイロスズメバチ)に比べると、比較的おとなしい性格です。1〜2メートルほど近づいただけでは、ハチ側から突然襲ってくることはほとんどありません。
刺される原因: 庭木の手入れ中に、葉に隠れた巣に気づかず、枝を揺らしたり触ったりして刺激してしまうことで刺される被害が多発しています。
いよいよ蜂の巣駆除を開始
さっそく防護服を着用し、ベランダに出て巣のある窓枠部分をガンガン叩きましたが、ハチは出てこなく、不在のようでした。
女王バチが帰ってくるのを待つこと20分、ようやく帰ってきました。巣に入ったのを確認し、中に殺虫剤を入れ、巣を取り除きました。
