
お客様より頂いた依頼内容(札幌市豊平区 蜂の巣駆除)
札幌市豊平区のお客様より、蜂の巣駆除のご依頼を頂きました。
お客様の話によると、「庭に100個前後の穴が空いていて、小さい蜂が飛んでいるので、見てほしい。」とのお話でした。
すぐにお客様宅へ向かいました。
現地調査(コハナバチを確認)
到着後、お客様に案内されお庭を見てみると、庭全体に100個はあると思われるほどの、穴が空いていました。飛んでいる虫を観察すると、コハナバチであることが明らかになりました。
コハナバチの生態
コハナバチ(コハナバチ科)は、体長5〜15mmほどの小さなハチで、地中に巣を作り、単独性から社会性まで多様な進化段階を持つという独自の生態を備えています。
温厚な性格で、人間を積極的に襲うことはありません。ヒゲおやじの蜂類生態図鑑などの記録によると、日本国内だけでも100種以上が広く分布しています。
営巣の習性(地中での職人技)
- アリのような巣穴:日当たりの良い粘土質や砂質の地面に、細い縦穴を掘って巣を作ります。
- 集団営巣:単独で巣作りをしますが、条件の良い場所にたくさんの個体が集まって巣穴を密集させることがあります。
- 高度な防水加工:地中の小部屋(育房)の壁に、自ら分泌したロウ状の物質を塗って完璧な防水・防湿処理を施します。
🐝 多様な社会システム
コハナバチの仲間は、ハチ類の「社会性の進化」を研究する上で非常に重要な昆虫です。
- 単独性:1匹のメスが誰の助けも借りずに1人で巣作りと子育てを行います。
- 共同営巣:複数のメスが1つの巣穴の入り口を共有し、外敵の見張りを分担します。
- 真社会性:ミツバチのように「女王バチ(大型)」と「働きバチ(小型の娘)」に明確に役割が分かれ、集団で高度な子育てをする種も存在します。
食性と子育て
- 主食:成虫・幼虫ともに、花粉と花蜜だけを食べて育ちます(草食性)。
- 花粉団子:メスは後ろ足の毛に大量の花粉を付けて巣に持ち帰ります。それを蜜と練り合わせて綺麗な丸い「花粉団子」を作り、その上に卵を1つだけ産み付けます。
- 優れた送粉者:様々な花を忙しく飛び回るため、植物の受粉(ポリネーター)として自然界や農業に大きく貢献しています。
一年のサイクル
- 発生時期:主に春から秋にかけて活動します。種によっては、春と夏の年2回新しい世代が生まれる(年二化)ケースもあります。
- 越冬:多くの種は、秋に交尾を終えた新しいメス(翌年の創設女王)が成虫の状態で地中の巣穴にこもり、厳しい冬を越します。
いよいよ蜂の巣を駆除開始
怖い蜂ではありませんが、「これだけ庭に穴があると気になるので、何とかしてほしい。」と言うことで、駆除することになりました。
穴の一つ一つに薬剤を入れ、丁寧に穴を潰して、さらにその上から薬剤を散布しました。それをひたすら100個くらいの穴全部におこないました。
その後、帰ってきた蜂が飛び回っていたので、1匹づつ駆除しました。
駆除作業終了後にお客様に確認していただき、安心していただきました。
お客様に「たまに確認して、何かありましたら、すぐに連絡をしてください。」と伝えて、終了しました。
コハナバチの注意点
小さくて大人しい蜂なので、そんなに怖くはありません。
ただ、集団で巣穴を作った場合は、あまり気持ちの良いものではありません。
気になるようであれば、ご連絡ください。
