
お客様より頂いた依頼内容(小樽市 蜂駆除)
小樽市のお客様より、蜂駆除のご依頼を頂きました。
さて、お客様の話によると、「古い物置の屋根の下から、ハチが沢山出入りしているので、何とかしてほしい。」とのお話でした。
大量のハチが飛んでいるということで、急いで小樽へ向かいました。
現地調査(オオハキリバチを確認)
到着後、お客様に案内され物置を見てみると、屋根の下の隙間から大量のハチが出入りしているのが、確認できました。
遠目にスズメバチに見えましたが、防護服を着用し近くまで行くと、オオハキリバチであることが判明しました。
オオハキリバチの生態
オオハキリバチ(学名: Megachile sculpturalis)は、ハキリバチ科に属する大型のハナバチです。最大の特徴は、多くのハキリバチと異なり「葉を切り取って巣を作らない」点にあります。
オオハキリバチの基本生態
- 大きさ:体長はオスが13〜20mm、メスが20〜25mmで、メスの方が大きい。
- 出現時期:夏から秋(6月〜10月)にかけて活動します。
- 分布:北海道から九州まで広く分布し、平地から山地まで生息しています。近年ではアメリカやヨーロッパにも分布を拡大している東アジア固有種です。
- 性格と危険性:花の蜜や花粉を食べるため性格は温厚です。スズメバチのように人を襲うことはまずなく、毒性も強くありません。危険性は非常に低いです。
独特な巣作り
- 巣の材料:他のハキリバチ類が植物の葉を切って巣材にするのに対し、オオハキリバチは葉を使用しません。マツやスギなどの「樹液(ヤニ・松脂)」や土、泥を組み合わせて巣を作ります。
- 営巣場所:木材の隙間、枯れ木、竹筒、ヨシの筒、人工的に作られた「Bee Hotel」など、既存の穴を利用します。樹液を塗り固めて小さな部屋(育房)をいくつも作り、最後に土壁で入り口を塞ぎます。
食性と子育て
- 幼虫のエサ:花から集めた花粉と蜜を混ぜ合わせた団子(花粉蜜)を部屋の奥に入れ、そこに産卵します。
- 成虫の食性:成虫も花を訪れ、花の蜜などを摂取します。クズやハギ類などを好んで訪れます。
ライフサイクル
オオハキリバチは年に1回の発生(年1化性)です。秋に卵から孵化した幼虫は成長し、「前蛹(ぜんよう)」という状態で巣の中で冬を越し、翌年の初夏〜夏に羽化して成虫になります。
いよいよ蜂の巣を駆除開始

物置の屋根の下の隙間から出入りしているため、屋根を壊すわけにはいかないので、たくさんある隙間から、薬剤を大量に噴射しました。外側にも広めに散布しました。
飛んでいる蜂もできるだけ駆除し、お客様には「オオハキリバチは、よほどのことがない限り、刺さない大人しい蜂なので、怖くないです。」と説明しました。
