ミツバチは、1匹の女王蜂、雄蜂、働き蜂の集団で生活し、役割を分担しています。働き蜂は日齢によって巣の清掃・育児・巣作り・門番・採蜜など様々な仕事をこなし、女王蜂は毎日卵を産みます。雄蜂は交尾のみが仕事です。ミツバチは花粉と蜜を集めて食料とし、花の受粉(ポリネーター)の役割も担い、私たちに農作物の恵みをもたらします。
巣の構成と役割
- 女王蜂(1匹)::巣の母親で、毎日卵を産み続けます。
- 雄蜂(数百~数千匹)::春から夏にかけて生まれ、女王蜂と交尾することだけが仕事です。交尾できなかった雄蜂は秋に巣から追い出されます。
- 働き蜂(数万匹)::全てメスで、巣の清掃、育児、巣作り、蜜・花粉集め、門番など、日齢に応じて様々な仕事をします。
生活と食料
- 食料:花の蜜をエネルギー源とし、タンパク質などの栄養は花粉から摂取します。
- 巣での生活:巣の中の温度(30〜35度)を保つための通気行動や、冬の寒さから身を守るための「蜂球(ほうきゅう)」を作るなど、集団で温度調節を行います。
ミツバチの重要な役割
- ポリネーター(受粉昆虫):花の蜜と花粉を集める際に、自家受粉や他家受粉を手助けします。
- 農作物への貢献:ミツバチの受粉活動により、私たちが食べる農作物が実り、種の確保にもつながっています。
分蜂(ぶんほう)
- 一つの群れが大きくなり群勢が確保できると、新しい女王蜂が誕生します。
- 古い女王蜂は、半数程度の働き蜂を連れて新しい巣の場所を探して旅立ちます。これを分蜂と呼びます。